ストーカー

ストーカーとは

女性の犯罪被害で一番多いのは窃盗です。そして次に詐欺、暴行、傷害、強制わいせつとなっています。痴漢や盗撮も日々発生しています。窃盗の中でも特に、ひったくりは被害者の9割以上を女性が占めています。また、性犯罪(強姦・強制わいせつ・公然わいせつ)や、ストーカー行為など、女性の犯罪被害は後を立ちません。このサイトでは、ひとりでも多くの女性が犯罪から身を守るためのヒントをお伝えしたいと思います。まずは、最悪、本人や家族の命まで脅かす恐れのある、危険なストーカーについてお話しします。ストーカー被害を受け続けることにより、貴方の心は自分でも気づかないほど、深く傷ついていきます。イライラして落ち着かない、不安でたまらない、怖くてたまらない、無気力で何もする気がおきない、人が信じられない、眠れない、食べられない、こういった症状になるのは貴方だけではありません。貴方は決して弱い人間ではありません。これは誰にでも起こり得る事なのです。

ストーカーについて

「ストーカー」とは、誰かを しつこくつきまとい、あらゆる嫌がらせを 何の罪もない被害者に対して行う、というイメージがありますよね。それはそれで、ウソでは ありません。ただし、ストーカー行為を繰り返し受けると、被害に遭っても、何でもない偶然の事柄でも、正確に判断しきれずにどんどんネガティブに妄想が広がって行き、何でもストーカーによる行為に結び付けてしまっていませんか?例えて言うと、電話の着信音が鳴るたびにどきどきする、街ですれ違う人がすべて貴方を監視しているように感じる、などです。このように、目に見えない恐怖に対して実際の被害というのを冷静に判断しきれずに、ひとつの事柄に対して貴方はすべてがストーカーによる行為であると感じ、そして恐怖感が広がっていきます。この状態がひどくなれば、貴方は誰の言う事も信じられなくなり疑心暗鬼の世界をさまよってしまう事になるかもしれません。そうなる前に、しっかりと対策をしつつ、信頼できる人に相談をしましょう!

解決への一歩

ストーカー状態になると、どんなにカウンセラーがあなたの受けているストーカー被害について説明をしても、自分の考え方や思い込みを考え直そうとは思いません。ストーカーが貴方の知人であれば、自分だけで解決しなければいけないことだと考えるかもしれません。また、なるべくなら相手を傷つけずにソフトな解決をしたいと想うかもしれません。ですが、残念ながら、ストーカー行為を繰り返す人間にあなたの言葉や想いは届きません。とにかく、ストーカー行為の対策は最初が肝心なのです。被害を放置するとその行為はエスカレートし、やがては重大な犯罪に発展する場合もあります。自分では気にもしていない様な当たり前の行為が、相手には大きな愛情表現や裏切行為と受け取られる場合が多いのです。被害がひどくならないうちに専門のカウンセラーなどに早めに相談する事をおすすめいたします。

つきまとい行為

同じ人(あなた)に対し、つきまとい等を繰り返し行うことをストーカー行為といいます。「つきまとい」とは、あなたに対する恋愛感情などの好意の感情、その感情が満たされなかったことへの怨みなどの感情を自分自身の中で消化しきれず、あなたやあなたの身近な人(夫や恋人、親族など)に以下の8つのパターンに分けられた行為をすることをいいます。

  • つきまとい・待ち伏せ・押しかけ
  • 監視していると告げる行為
  • 面会・交際の要求
  • 乱暴な言動
  • 無言電話、連続した電話・ファクシミリ
  • 汚物などの送付
  • 名誉を傷つける
  • 性的羞恥心の侵害

つきまとい・待ち伏せ・押しかけの特徴

  • あなたを尾行し、つきまとう。
  • 通勤途中(駅やバス停や駐車場)などあなたの行動先で待ち伏せる。
  • あなたの進路に立ちふさがったり呼び止める。
  • あなたの自宅や職場、学校などの付近で見張りをしている。
  • あなたの自宅や職場、学校などに押しかける。

つきまとい・待ち伏せ・押しかけの対策

つきまといは、暴行や強制わいせつなどの重大犯罪にエスカレートするおそれがあります。是非、ここで特徴と対策を学んでいただきたいです。

ストーカー対策

ここでは主なストーカー被害に対する対策をまとめました。

監視していると告げる行為の特徴

その日に着ていた服の色やどのような行動をしたかなどをあなたに告げ、監視していることを気づかせる行為。例えば、帰宅直後に「お帰りなさい」などと電話する。 貴方がよくアクセスするインターネット上の掲示板に、その内容などを書き込みんだりします。

対策
  • ワンパターンな行動でなく行動パターンを時々変える。
  • 貴方の身のまわりには常に関心を払う。

面会・交際の要求

あなたが拒否しているにもかかわらず、面会や交際、復縁を求める。贈り物を受け取るようあなたに要求する。

対策
  • ストーカーは、しつこく面会や交際を迫ります。
  • 相手に対し、あいまいな態度を採らずはっきりと拒否の姿勢を示す。

乱暴な言動

ストーカーは、交際などの要求を拒まれると、乱暴な言動をとる可能性が高いです。具体的には、あなたに、大声で叫ぶなどと粗野な言動をあびせたり、あなたの家の前で大声を出したり、車のクラクションを鳴らしたりするなど脅迫的な行動をします。

対策
  • 危険を感じたときは、防犯ブザーや携帯電話で助けを求める。
  • 110番をして警察に通報する。常に防犯ブザーなどを身につけるようにしましょう。

無言電話、連続した電話・ファックス

ストーカーは、電話、メール、ファックスを使って執拗に嫌がらせ行為をします。具体的には、電話をかけてくますが、何も話さずに、あなたに不安を感じさせます。あなたが拒否しているにもかかわらず、携帯電話や自宅に何度も電話、メール、ファックスを送信してくるのです。

対策

ストーカーは貴方の過剰な反応を楽しむ場合が少なくありません。

  • 電話の機能でいたずら電話を防止する。
  • NTT迷惑電話撃退サービス (NTTに申し込みが必要)いたずら電話がかかってきたら、いったん電話を切った後すぐ1442をダ イヤルすると、交換機が迷惑電話の電話番号を記憶、以後その電話からのコールには「この電話はお受けできません。ご了承ください」と代わって応対してくれる。
  • NTT発信電話番号表示サービスナンバーディスプレイサービス

電話をかけてきた相手の電話番号が表示されるサービス。電話のベルが鳴った時点で、発信者の電話番号が受信者の電話機に自動的に表示される。受話器を取る前に電話が切れた場合も「136」をダイヤルすると、誰からかかった電話か発信者番号をアナウンスします。自分の電話番号を相手に知られたくない人は、通話のたびに「184」(イヤヨ)を頭につけてダイヤルすればOK。この場合、受け手の電話機には、「非通知」などの文字が表示される自分の番号を一切知られたくないときは、NTTに対して 「一切番号を出さない」と通知すればOKです。

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ストーカーの心理

ストーキングを行う者の心理を以下の5つに分類する考え方もあります。

(1)パラノイド系
妄想によりストーキングを行いますが、妄想の部分以外は正常で、話すことは論理的で、行動は緻密であることが多い傾向にあります。現実の恋愛関係の挫折による付き纏い行為もありますが、現実には自身と無関係の相手に付き纏うタイプが多いようです。
(2)精神病系
精神病によって抱く恋愛妄想、関係妄想によってストーキングを行います。現実には自分と無関係の、スターに付き纏うようなタイプが多いようです。警察庁の統計によれば、ストーカーに占める精神障害者の割合は、0.5%といわれています。
(3)ナルシスト系(自己愛性人格障害)
自信・自負心が強く、拒絶した相手にストーキングするものが多く、行動的な分類からは『挫折愛タイプ』に属するものが多いようです。現実の人間関係は深いといえます。
(4)サイコパス系(反社会的人格障害)
被愛妄想を持つ(相手が自分を好きであると信じる)のではなく、自分の感情・欲望を相手の感情と無関係に一方的に押し付けるタイプで、性欲を満たすための道具として相手を支配したりするものが多いようです。「凶悪・冷血な犯罪者」、「典型的な犯罪者」というイメージが特徴で、人間関係は強引で、「相手に『取り憑く』能力を持っている」ことが特徴であるそうです。
(5)ボーダーライン系(境界人格障害)
性格は外交的・社交的で、「『孤独を避けるための気違いじみた努力』が特徴」で、病気ではなく、人格の成熟が未熟で、自己中心的で、他人・相手の立場になってみてものを考えることが出来ないタイプだそうです。このタイプの人は精神医学の専門家でない人が想像するよりも世の中に多いそうです。人間関係は濃く、相手を支配しようとするところに特徴があるそうです。